12月は母の命日。
あれから、19年。その頃、私のお腹の中にいた二女も来年19歳になる。
二女をおばあちゃんに会わせてあげたかったな。
子ども好きな母だったので、きっと、長女と同じように可愛がってくれた事だろう。
母は、乳がんになってから約2年後、56歳の若さでこの世を去った。
もっと母と色々な話をしたかった。孫を可愛がって欲しかった。子ども達の運動会を見に来て欲しかった。

私が社会人になり、一人暮らしを始めた頃、母は私を気にかけてくれていたのか、頻繁に電話をかけてきた。
時には、煩わしさを感じることもあったが、今思えば、自分の事を心配してくれる人がいるのは、有難いことだと思う。
時には、意見が衝突する事もあったけど、独身時代、実家に帰省した時は、いつも駅で出迎えてくれた。
仕事で嫌な事があっても、笑顔で出迎えてくれる母の顔を見るとホッとしたし、癒された。
私が帰省した時は、赤ワイン🍷を買ってくれていて、冬季限定のラミーチョコ🍫を一緒に食べながら、近況報告など色々な話をしていたように思う。

時には、二人でカラオケに行ったり、お互いテニススクールに通っていた頃は、テニスコートを借りて、下手ながらも二人でラリーしたり、初孫の長女が生まれた時は、ペーパードライバーだったのに、一生懸命運転の練習をして、父に道を教えてもらい、車で1時間かかかる我が家まで週に一度、一人で運転して来ることが出来るまでになった。
お陰で私は、母が来てくれた時は、娘のオムツや食材などの買い出しに行ったり、息抜きをすることが出来た。

想い出はつきないが、今でも母のことを思い出すと涙が出てくる。
このブログを書きながら、また思い出して涙が出てきた。
母がいる時は気づかなかった母の偉大さ、存在の大きさが、亡くなって痛いほど分かった。

私が思い出す母は、いつも笑顔だ。
私も娘達には、笑顔の母を思い出してもらえるよう、日々、楽しく笑顔で過ごしたい。